
運動を始めようと決めた瞬間、すでに成功か失敗かはほぼ決まっています。
そう聞くと、少し驚くかもしれません。
多くの人は、運動は「始めてから頑張れば続くもの」だと考えます。
しかし現実は逆です。
続く人は、運動を始める前にすでに“続く形”を作っています。
続かない人は、始める前から“挫折しやすい形”を選んでしまっています。
この差は、意志の強さではありません。
準備の仕方の違いです。
本記事では、行動科学と現場の指導経験をもとに、運動習慣が「スタート前」に決まる理由と、初心者
が最初に整えるべき考え方を整理します。
頑張る前に、まず始め方を変えてください。
それだけで、運動は驚くほど続きやすくなります。

目次
運動が続く人は、トレーニング中に頑張っているわけではありません。
実は、運動を始める前の準備段階で、すでに大部分の勝負を決めています。
どの時間に動くかを決める。
どこで動くかを決める。
何をするかを決める。
この「迷わない状態」を先に作っているだけです。
一方で続かない人は、
その日の気分で考える。
疲れてから考える。
時間が空いてから考える。
この時点で、行動は止まりやすくなります。
続く人は、意志で動こうとしません。
考えなくても始まる設計を先に完成させています。
運動を始めようと思ったとき、
準備が必要なほど、やらない理由が生まれます。
着替えるのが面倒。
道具を出すのが面倒。
どのメニューをやるか考えるのが面倒。
人は面倒が一つ増えるごとに、
行動を先延ばしにする確率が高まります。
続かない人は、
運動までの「面倒」を多く抱えています。
続く人は、
面倒をほぼゼロにしています。
服はすぐ取れる場所。
道具は視界の中。
メニューは固定。
準備を減らすだけで、
運動は自然に始まります。
運動を習慣にしたいなら、
強度や時間よりも優先すべきものがあります。
それは、
「始めるまでの距離」を短くすることです。
始めるまでに、
考える。
準備する。
移動する。
この距離が長いほど、
途中でやめる可能性が高まります。
続く人は、
思い立った瞬間に動ける距離を作っています。
マットが敷いてある。
ウェアが用意されている。
決まった時間になったら動く。
この距離の短さが、
三日坊主を防ぎます。
運動は、
始まってしまえば案外続きます。
難しいのは「始めること」です。
だからこそ、
スタート前の準備が9割を決めるのです。

運動を習慣にできる人は、
最初に高い目標を立てません。
代わりに「どんな日でも守れる最低ライン」を決めます。
5分だけ体を動かす。
スクワットを10回だけする。
ストレッチだけは必ずやる。
この程度で十分です。
なぜなら、
最低ラインが低いほど「できなかった日」が消えるからです。
できない日がなければ、自己否定が起きません。
自己否定がなければ、行動は止まりません。
続かない人は「理想の自分」に合わせてルールを作ります。
続く人は「疲れている自分」に合わせてルールを作ります。
この違いが、数ヶ月後の習慣を決定づけます。
初心者が見落としがちなのは、
「必ずできない日が出る」という現実です。
仕事が忙しい日。
体調が悪い日。
予定が崩れる日。
こうした日は必ず訪れます。
問題は、その時にどう対応するかです。
続かない人は、
「今日はできなかった=失敗」
と考えます。
続く人は、
「今日は最低ラインだけやる」
もしくは
「今日は休んで明日戻す」
と最初から決めています。
例外を想定していないルールは、
一度のズレで壊れます。
例外を許すルールは、
一生続けられます。
良い自分ルールとは、
意志を使わなくても実行できる形です。
何時にやるかが決まっている。
何をやるかが決まっている。
どこでやるかが決まっている。
この3つが決まるだけで、
行動は半自動になります。
続かない人は、
「今日どうしようか」
を毎日考えます。
続く人は、
「考える必要がない」
状態を作ります。
人は考えるほど迷い、
迷うほど動かなくなります。
だからこそ、
良いルールとは
「頭を使わなくていいルール」
なのです。

運動を始めたばかりの時期は、やる気が高まっています。
この勢いのまま、長時間のトレーニングや高強度の運動を取り入れたくなります。
しかし、この「頑張りすぎ」が最初の落とし穴です。
筋肉痛で動けなくなる。
疲労が抜けない。
仕事や日常生活に支障が出る。
こうした状態になると、
「今日はやめておこう」
が続き、習慣は途切れます。
続く人は、
やる気がある日ほどブレーキを踏みます。
「まだ余裕があるところで終わる」
を意識しています。
運動習慣の初期段階で大切なのは、
強さではなく“止まらないこと”です。
初心者は、運動を始めるとすぐに結果を求めます。
体重を毎日測る。
鏡で見た目を何度もチェックする。
数字の変化に一喜一憂する。
しかし、体はすぐには変わりません。
この段階で結果ばかりを見ていると、
「変わらない=意味がない」
という誤った評価が生まれます。
結果を見すぎるほど、
行動の価値が下がります。
続く人は、
「やったかどうか」
だけをチェックします。
行動が積み上がっている限り、
結果はあとから必ず現れると知っているからです。
最初から完璧なトレーニング計画を作る人ほど、
途中で崩れやすくなります。
週5回の運動。
毎回60分。
細かいメニュー管理。
これらは理想的に見えますが、
生活の変化に弱い設計です。
一度できない日が出ると、
「もう計画が崩れた」
と感じ、すべて止めてしまいます。
続く人は、
「できる日は多くやる」
「できない日は最低ラインだけ」
という柔軟な設計をしています。
最初の1週間でやるべきことは、
完璧な計画を作ることではありません。
“崩れても戻れる形”を作ることです。

運動を続けられない人の多くは、
「時間が空いたらやろう」と考えます。
しかし、空いた時間は予想以上に簡単に消えます。
仕事の延長。
スマホ。
テレビ。
急な予定。
こうして運動は後回しになり、
やがて選択肢から消えていきます。
続く人は、
運動する時間を先に確保します。
朝起きてすぐ。
帰宅後すぐ。
入浴前。
どこでも構いません。
「この時間は動く」
と決めるだけで、
行動は迷わず始まります。
時間を固定することは、
意志を使わない仕組み作りです。
どこで運動するかを毎回考えるほど、
人は動かなくなります。
家のどこでやるか。
どのジムに行くか。
どのスペースを使うか。
続く人は、
場所を最初から決めています。
マットの上。
リビングの一角。
決まったジム。
場所が固定されると、
そこに立った瞬間、
「体を動かすモード」に切り替わります。
これは習慣化のスイッチです。
時間と場所が固定されるだけで、
運動は半自動化します。
最後に固定するのは、
「何をするか」です。
スクワット10回。
ストレッチ3分。
腕立て伏せ5回。
これだけで十分です。
多くの初心者は、
「今日は何をやろうか」
を毎回考えます。
この思考が迷いを生み、
行動を止めます。
続く人は、
最初からやる内容を決めています。
時間が来たら、
決まった場所で、
決まった動きをする。
これが「習慣」です。
強度は後からいくらでも上げられます。
最初に作るべきなのは、
止まらない流れです。
次の章では、
まとめとして
「スタート前に勝負は決まっている理由」
を整理します。

運動習慣はスタート前に決まっている
多くの人は、
「続けられるかどうかは意志の強さで決まる」
と思い込んでいます。
しかし、ここまで見てきた通り、
運動習慣を左右するのは意志ではありません。
始める前の設計です。
時間を決める。
場所を決める。
やることを決める。
最低ラインを決める。
例外の扱いを決める。
これらを先に整えるだけで、
行動は驚くほどスムーズに始まります。
続かない人は、
始めてから頑張ろうとします。
続く人は、
頑張らなくていい形を先に作ります。
この違いが、
三日後の行動を変え、
一ヶ月後の習慣を変え、
半年後の体を変えます。
もし過去に何度も挫折してきたとしても、
それは「努力不足」ではありません。
「始め方が合っていなかった」
それだけの話です。
運動を続けるために必要なのは、
強い意志ではなく、
迷わない仕組みです。
次に運動を始めるときは、
まずスタート前の準備から整えてください。
運動習慣は、
始めた瞬間ではなく、
始める前にすでに決まっています。
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▼この投稿の著者

■津田 碧斗(ツダ アオト)
■神奈川県出身
■BEYOND橋本店トレーナー
大会出場経験もあり腹筋と胸のトレーニングが得意。
■2023年 マッスルゲート東京大会出場
■所有資格
・JATI-ATI・NESTA PFT・食生活アドバイザー2級etc.

運動不足解消、姿勢・機能改善、ボディメイク、健康維持増進等に興味がある方で気になったら店頭、SNSからのご連絡お待ちしております♪
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